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2007-8-12 07:22
二・二六事件を中心に
『海つばめ』第818号2001年4月15日
松本清張の『昭和史発掘』は、一九六四年から七一年にかけて、週刊誌『文芸春秋』に連載されたもので、順次単行本として出版され、十三巻に及んでいる膨大な歴史書である。
その内容は、本の名からも推測されるように、昭和の歴史の探求であるが、単なる平板な歴史の追跡ではない。
松本は鮮明な問題意識のもとに、詳細に、そしてたんねんに事実を集め、積み重ねつつ、昭和史の極めて特徴的な諸断面にいどむのである。
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