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林紘義著作集第四巻・観念論的・宗教的迷妄との闘い(1999年)

スターリン体制から「自由化」へ―現代「社会主義」体制論 国家資本主義の内的「進化」のあとづけ (1972年)

宮本・不破への公開質問状―ハンガリー事件・スターリン批判・ポーランド問題について (1982年)

我々の闘いの軌跡―“左”右の日和見主義に反対して 栗木伸一評論集 (1979年)

新たな労働者党の建設をめざして―吉岡直人遺稿集 (1974年)

資本主義の民主的改良か社会主義的変革か―日本共産党批判 (1974年)

ジャガノートの車輪の下で―苦悩し闘う労働者たち (1978年)

労働者派・社会主義派の代表を国会へ!―マル労同は第34回衆院選を闘い抜く (1976年)

革命的社会主義の旗をかかげて―マル労同は選挙斗争をどう斗うか (1975年)

破産した“革新”幻想―美濃部都政8年の総括 (1975年)


ゴーリキー著『追憶』

鋭い人間洞察

『海つばめ』第620号1997年3月9日
 レーニンとほぼ同時代を生き(ゴーリキーはレーニンより二年早い一八六八年生まれ。但しゴーリキーはレーニンの死後十二年間生き延び、三六年に没している)、レーニンとも親交があったロシアの文豪、ゴーリキーは、「母」や「どん底」などの小説、戯曲で名声を揺るぎないものにしたが、彼はまた、有名無名の同時代人の評伝や追憶記を多く書き残したことでも知られている。


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エミール・ゾラ著『居酒屋』

十九世紀後半仏下層階級を描く

『海つばめ』第639号1997年7月27日
 本書はゾラの著作のなかでも最も著名なものであろう。かつては映画化されたこともあり、そのリアリズムあふれた白黒スタンダードの画面はなかなかの傑作であった(という記憶がある)。
 ゾラは本書の序で次のように述べている。「わたしは、パリの場末の汚濁した環境のなかでの、ある労働者一家の避けることのできない転落を描こうとしたのである。酩酊と怠惰のすえに生まれる家族関係の解体、卑猥な乱倫、誠実な感情の加速度的な忘却、そして、あげくのはての汚辱と死。これこそ生きた教訓なのだ。それ以外のものではない」


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金時鐘「光州詩片」

韓国=光州の階級闘争を凝視

『火花』第618号1983年12月11日
 三年前の光州事件は、韓国が極東における一個の帝国主義国として日本に次ぐ地位をはっきりと刻みこむ一つの契機となった、と批評子は考えている。そしてこのことは、在日朝鮮人の人々の闘いにもある質的変化をもたらしているだろう。
 金時鐘氏の『光州詩編』には三年前の事件以来の一二編の詩がおさめられている。


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レマルク著『凱旋門』

不安と絶望の時代を芸術的に

『海つばめ』第529号1995年4月9日
 難しい本ばかり紹介されているので、今回は小説を取り上げて見たい。
エリッヒ・マリア・レマルクは私の好きな小説家の一人で、彼の十ほどの長編小説は、古本街など懸命に探し求めてすべて読んだ。「汝の隣人を愛せ」「凱旋門」「愛する時と死する時」などがもっとも気に入っている。もちろん処女作の「西部戦線異常なし」も悪くない。


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G・グリーン『キホーテ神父』

まさに現代のセルバンデス!

『火花』第615号1983年11月20日

 タイトルから推測できるとおり、これはかのセルバンデスの名作『ドン・キホーテの冒険』のまさしく現代版である。
 セルバンデスにおいては、ドン・キホーテは、今や滅び去ろうとする封建社会の騎士物語の世界の“反動的”な追憶者であり、彼の従者であるサンチョ・パンザは当時の最も“進歩的”な思想、すなわちブルジョア的合理主義――とはいえ、ブルジョア的な生産関係はまだまだほんの萌芽であり、支配的な関係といえばやはり封建的な生産関係であったが、それでも金権の万能の力やそれにともなう“合理主義”は、騎士の世界の空想的で神秘的な思想を粉砕するに十分だったのだ――を代表するものであった。


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アンリ・パルビュス著『クラルテ』

帝国主義戦争への激しい怒り

 著者アンリ・パルビュスは1873年生まれ、当初の「絶対的平等」をめざす人間主義から、第一次世界大戦の経験を経て、マルクス主義(1923年フランス共産党に入党)に成長していった行動の作家である。


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