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宮本・不破への公開質問状―ハンガリー事件・スターリン批判・ポーランド問題について (1982年)

我々の闘いの軌跡―“左”右の日和見主義に反対して 栗木伸一評論集 (1979年)

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破産した“革新”幻想―美濃部都政8年の総括 (1975年)


石原オリンピック
『海つばめ』第1069号2008年5月18日【草枕】

 チベット反乱、聖火リレー騒動に続いて今度は大地震と泣きっ面にハチの北京オリンピックだが、実は石原が3期目の最大課題と位置づける2016年のオリンピック東京招致運動もいよいよ本格化する。IOC(国際オリンピック委員会)が6月に候補都市を数カ所に絞るからだ。
 候補地選定には、当地の盛り上がり具合が大きく左右するというので、この間、学校やPTA、町会や自治会などを動員しての署名集めなどにシャカリキの石原だったが、都がやった500円謝礼付きの世論調査でも賛成は6割ほどでさっぱり。にもかかわらず今年度予算には当初計画の3倍の150億円もの招致経費を計上した。言うまでもなく、候補地になったら、長野オリンピックで国際的な非難を浴びたJOC委員へのあの金に糸目をつけない接待攻勢をまた繰り広げようという魂胆だ。
 もちろん、オリンピックが来なければこの150億円はパーであって、破綻確実の新東京銀行に先頃400億円もの追加の賭け金をつぎ込んだばかりだというのに、またぞろこの新たな博打に巨額の税金を賭けようというのである。お台場カジノ構想は挫折したが、この根っからのヤクザ者は都民のカネで賭博にふけるのだ。
 都の三下奴(担当課長)は招致に失敗しても「経費はレガシー(遺産)として残る」とうそぶいているが、一体どんな遺産が残るというのか。石原はオリンピック招致の提案理由をこう語っている。「このごろ日本は元気がない。周りの国からなめられている。『日本をなめたらあかんぜよ』という表示にオリンピックをやりたい」云々。
 要するに「遺産」などと言えば聞こえがいいが、こうした俗悪で反動的な国家主義、民族主義を煽り、鼓吹すること以外の何物でもない。他にあるなら、挙げてみよ。
 近代五輪の創始者クーベルタンが死に臨んで「生まれ変わったら、今度はオリンピック廃止のために生涯を捧げたい」と語ったという逸話がある。真偽のほどは定かでないが、今の国威発揚と商業主義に堕した現状を見れば、きっとそう言ったに違いない。
(WM)

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