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代表委員会メッセージ

今度は加計学園問題
安倍は公言した通り首相と議員を辞めよ

2017年5月20日


 森友学園よりも安倍政権にとって深刻ともいえる、加計学園問題が明るみに出ました。以前からくすぶっていた疑惑ですが、ここに来て、政権側(特区を管轄する内閣府)の発言が暴露され、安倍政権はピンチに陥りつつあります。
 加計学園とは、安倍の「腹心の友」が理事長を務める学園――ご丁寧に昭恵は加計学園の運営する保育園でも名誉園長を務めていすが、まだ辞めていないようです――ですが、
 その獣医学部設立に安倍が権力を利用して個人的に便宜を図り、実現したため、森友学園に次ぐ、安倍の権力の私物化という腐敗が偶然のものではなく、安倍政権の本性として深く根を張っていることが暴露されてしまったのです。
 加計学園の例は、森友学園よりはるかに露骨で、はるかに重大であり、安倍政権にとって致命的です、というのは、安倍の意を受けた内閣府が、許認可権を握る文科省に露骨な圧力を加え、許可する意思を持たなかった文科省を屈服させたからです。内閣府は「官邸の最高レベルがいっている」、「総理のご意向だと聞いている」と発言して文科省に圧力をかけ、その決定を左右したのですが、そんな発言をしたという確かな証拠の文書が、文科省に残っていて明るみに出てしまったのです。もはや安倍や政府は森友学園と違って言い逃れるすべは全くありません。
 安倍政権は例によって強気の姿勢を崩さず――それ以外に、安倍政権に対処の仕方が無いからでもあります――、安倍は無関係と言い張っていればやがて沈静すると平静を装っていますが、しかし世の中には「量が質に転化する」という言葉(弁証法の定理の一つ?)もある通り、今や安倍政権の、あるいは安倍個人の政権私物化や腐敗は極限に来て安倍政権を押し流し、一掃する激流に転化しかねない段階に近づきつつあるかです。まさにこれは、アメリカでトランプ政権を一掃しかねない激流が激しくなり、堰を越えようとしているのに対応しています。太平洋を挟んで、国家主義の悪党たちの権力の簒奪と私物化と腐敗、頽廃の競演というわけです。
 菅らは当初、「首相は一切指示していない」、「作成日時や作成部局が明確になっていない」、「誰が書いたか分からない。こんな意味不明なものについて、いちいち政府が答えることはない」と反論しました。
 しかし事実を提示され、文書が出てきたのですから反省するかと思いきや、この厚顔無恥の男は「出元も分からない、信憑性がない」と言い、ただ案件を速めるために「関係省庁―ここでは文科省――と折衝し、議論を深めただけだ」とごまかすのがせい一杯です。
 文部省の文書に圧力をかけたとして文書で名前が上がっている悪党たちが国会で弁明を余儀なくされましたが、藤原豊(内閣府地方創生推進事務局審議官という長い肩書きを持つ男)は、そうしたことを仮に行ったとしても、「内閣府として申し上げたことは一切無い」と詭弁を弄しています。つまり単に個人としての、どうでもいい発言だとでもいいたいのでしょうか。しかしそんなごまかしが通用するはずもありません。
 今治市は加計学園に対する、37億円の土地の無償譲渡と校舎の建設などの96億円の補助をすでに決めています。権力を悪用して国民の税金を食い物にするこうしたことは、安倍と安倍の「腹心の友」が結託した、公的なカネの強奪と横領、事実上の刑事犯罪ではないでしょうか。森友学園、加計学園と相次ぐスキャンダルは、まさに安倍による国家権力と公的資金の私物化以外の何ものでなく、安倍とその政権の恐るべき腐敗体質をとことん暴露しています。
 安倍はこれまで、「加計学園問題について働きかけていない。働きかけて決めているとあれば、責任を持つ」(3月の参議院予算委員会)と明言しています。森友学園では何とかごまかすことができたとしても、加計学園では決してごまかすことができません、というのは、「官邸の最高レベルの人間が言っている」、「総理のご意向だ」から従い、便宜を図れという、圧力をかけた余りに明白な証拠が出てきてしまったからです。これはもはや「忖度」の問題ではありません。安倍は公言してきた通りに、ただちに責任を取って、首相と国会議員の地位を辞するべきであり、それ以外にすでに彼の選択はあり得ません。身から出た錆です。 
    ムッソリーニとイタリアの運命を想起せよ――トランプと会っていい気になっている安倍よ【2017,2.10】
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